ライフオーガナイザー®の山田由乃(ゆの)です。
植物と心地よく暮らしたい方のための
収納プランニングと片づけサポートをしています。
植物にまつわる片づけ×収納×管理方法などの仕組みづくりや、
植物を楽しむ時間を生む、片づけ収納方法をブログで発信中。
ご訪問頂きありがとうございます。
子どもが学校から持ち帰ってきたり、家で作った作品を、
みなさんはどうされていますか?
わが家では娘が小学校の図工で作った一年間の作品を
春休み直前に持ち帰ってきたので、
家で作ったもの含め、
休みに入ってすぐ整理をしました。
なかなか整理できず後回しになっている方も、
これからの新年度をすっきり過ごしていくために
今からでも遅くありませんよ。
ステップ①:まずはこどもと一緒に写真に残す
作品にはひとつひとつに思い出が詰まっていて、
すぐには手放せないものですよね。
だからこそ、まずは全部出して、
本人と一緒に写真を撮るところからスタート。

「これは2年生の初めて図工のときにつくったやつ」
「これ、すごく頑張ってたな〜」
作ったときの記憶が本人に残っているうちに
会話をしながら写真を撮ることで、作品を記録として残します。
作品がたくさんある場合は、ジャンルごとにまとめて撮るのもおすすめ。
わが家では撮影した写真を
年に1冊作る家族写真アルバムに入れています。
アルバムを作成しやすくするため、
縦写真と横写真と両方撮っておいています。
ステップ②:手放すかどうかを、こどもが決める
写真を撮ったあとは、「これは残す?もう手放す?」と、
ひとつひとつ娘に判断してもらいます。

親が決めるのではなく、本人が選ぶことで、
自分の持ち物への意識も自然と育っていくように感じます。
「これは残したい!」「これはもう思い出にしたからOK」
そんな声が聞けると、成長を感じて嬉しくなるんです。
ステップ③:こどもが管理ができる保管場所に自分でしまう
わが家では、作品や思い出のものを入れる“専用ボックス”を用意していて、
その中に収まる分だけを残すルールです。

保管場所も子どもの手と目が届く場所にし、片づけまで自分でやってもらうことで、親もラクに。
限られたスペースの中で「何を残すか」を考える習慣も、少しずつ身についてきました。

あふれたときが見直しのタイミング
保管ボックスがいっぱいになったら、また見直しのタイミング。
「これ、前は残したかったけど、今見たらもういいかな」
そんな風に、気持ちの変化が見えるのもまた面白いんです。
親が「捨てなさい」と言わなくても、子ども自身が判断して整理できるようになってきたことは、
ちょっとした成長の証です。
作品整理は「片づけなきゃ」の気持ちだけだとつい億劫になってしまいがちですが、
親子で向き合う時間として取り組むと、実はとても豊かなひとときになります。
一度仕組みづくりをしておくと、
親も子も片づけに追われなくなり、
自分が本当にやりたいことへの時間が生まれます。
春休みが過ぎた今でも、全然遅くありません。
新学期が始まったこのタイミングで、
親子で作品整理の仕組みづくりをしてみるのはいかがでしょうか?